生長の家富士河口湖練成道場では、真夏を除いて毎月1回、有機農業の知識と経験の豊富な方(Fさん)の指導を受けて、「有機農法勉強会」を行っています。この勉強会には、生長の家飛田給練成道場から4名の方も参加されて、一緒に研鑽していて、今月は26日に行われました。これは生長の家が進める「自然と共に伸びる運動」の一環として行っていて、地球から奪わない、他の生物とも共生する生き方の実践です。
有機農法では農薬や化学肥料を使いませんから、育ちが悪くなったり、虫に食われるなどのマイナス面がありますが、それらも自然の力で補って、立派な農作物が育つよう、工夫をしています。
これまで、パセリとナス、キュウリと長ネギを混植させる「コンパニオンプランツ」を実践したり、ヒマワリを植えて、枯れた枝葉(有機物)を土にすき込んだり、枝豆を植えて枯れた枝葉を土に混ぜ、枝豆が蓄えた窒素を土に取り込むなど、多くのことを学んできました。実際、昨年、ヒマワリや大豆を植えて、枯れ葉を土に混ぜた畑に今年はジャガイモを植えましたが、虫の害に悩まされることもなく、立派に育ってくれました。
7月、8月は暑さのために休会だったため、今回は3か月ぶりの開催で、来月以降の作業の説明を受けた後、だいぶ以前に植えた、長いもの収穫を行いました。だいぶ、深くまで掘り出す必要があったため、収穫量は多くありませんでしたが、立派な長いもが出てきました。来年の春はFさんの指導のもと、栽培をしていきたいと思います。
