10月20日、午前中は汗ばむ陽気の中で、当道場における今年最後の「有機農法勉強会」が行われました。指導にあたってくださったFさんとのその同僚のTさん、生長の家本部練成道場から参加された4名と当道場の職員6名、合わせて12名が参加しました。
当農場の畑の土を、農薬や化学肥料を使わず、ふかふかにするため、稲わらを約5センチの長さに切ったもの、炭、灰、そして籾殻燻炭を畑に蒔き、その後、耕耘機をかけて畑に馴染ませました。
Fさんによると、稲わらを混ぜるのは、窒素分が土に入って土をふかふかにするため、炭を混ぜるのは、土壌の通気性、排水性、保水性を改善するため、灰を混ぜるのは、カリウム、カルシウムなどのミネラルを補給し、酸性の土壌を中和するため(日本の畑は多くの場合、酸性土壌だそうです)、もみ殻燻炭は保水力があり、排水性が高く、やはり土壌をやわらかくしてくれるそうです。
そのほか、玉ねぎの植え付けも行いました。
Fさんはいつも、実際の作業のみならず、なぜ、そういう作業が必要か、ということを詳しく説明する資料を準備・作成して、作業する人が納得して行うことができるように工夫してくれています。Fさん、いつもありがとうございます。




