生長の家富士河口湖練成道場には菜園が2カ所あり、様々な野菜を化学肥料や農薬を使わずに育てています。そのうちの1つは、周囲を柵で囲っていますが、もう1つは囲っていません。
年々、動物に食べられてしまう作物が増えていて、柵で囲っていない菜園はこれまで動物に食べられなかったキュウリ、ナス、ピーマン、ゴーヤ、トマトなどを植えましたが、今年はゴーヤを除いてすべて食べられてしまいました。ちなみに私個人の小さな菜園で栽培している里芋も、これまで動物に食べられることのなかった野菜ですが、一部、食べられています。
近所の農家の方に聞くと、軒並み、これまで食べられなかった野菜を今年は食べられてしまった、と言っておられました。動物の世界がいかに「食糧難」かが分かります。
ということで、もう1つの畑にも柵を作ることにしました。なるべく環境にも“財布”にも負荷をかけず、手作りで進めています。動物には気の毒な気もしますので、動物もちゃんと相応しいところで食べ物が食べられる世界、つまり、「神・自然・人間が大調和」した世界が実現するよう、“自然と共に伸びる運動”に励みたいと思います。
