生長の家富士河口湖練成道場
岩本 悟
残暑の頃となりましたが、皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお喜びもうしあげます。富士河口湖町は梅雨明けとなり、夏日が続いています。今年の梅雨はほとんど雨は降らず空梅雨の様相で、富士河口湖練成道場の菜園は土が乾き切り土埃が舞い上がっている状況です。 現在、富士河口湖道場では、全ての行事を中止しています。道場員たちは、菜園管理に汗を流して頑張っています。
先日は、本部練成道場(飛田給)から、関係者の方々が富士河口湖道場を訪れられ、ジャガイモの収穫を楽しまれました。夏の暑い日差しの中、汗を流しながら鍬を使って掘られました。皆さま喜んで収穫を行われました。
富士河口湖道場では、十年ほど前に静岡県の信徒の方から分けていただいた孟宗竹の株を境内地に植えつけました。それが順調に成長して孟宗竹の竹林が出来上がり、この数年間タケノコの収穫ができたのですが、猪や鹿が出没するようになり食害に遭うようになってしまいました。猪や鹿は柔らかいタケノコを好物にしていますので、仕方がないのかもしれません。今後は、被害を受けないための対策(竹林の周囲に柵を作るなど)を講じていかなければならないと思っています。
先日も、富士河口湖道場の周辺で五~六頭の鹿が出没したのを、道場員が目撃し、報告してくれました。菜園の野菜の食害等の被害報告は受けていませんが、境内地の菜園周辺に鹿や猪が姿を現している事は間違いないようです。動物と人間の知恵比べではないのですが、十分に気を付けて対応しようと思います。
また、境内地には、さまざまな草や花が咲いて、生い茂ってくるので、刈払機を使用しての草刈り作業が欠かせない業務となっていますが、境内地だけでなく、近隣の方々から依頼されて草刈りを行い、喜んでいただいています。草刈り作業は、道場の北側にある天上山の山道整備と林道整備と並んで行っている地域貢献活動となっています。
文末ではございますが、処暑のみぎり、皆さまがたのご無事息災を心よりお祈り申し上げます。