ひまわりは、土壌の栄養分を吸収する性質があり、また花が咲くと畑が華やかになり、見る人を楽しませ、また多くの昆虫たちが集まってきます。
ひまわりが枯れた後、茎や葉を裁断して畑にすき込むと土壌に枯れた枝葉(有機物)が入り、5年程度で土がフカフカに変わっていくのだそうです。
また、大豆には、栽培期間中、空気中の窒素を根に蓄える性質(根粒菌)があるそうです。大豆が生育している間に枝葉を刈り取り、小さく裁断し、枯れたタイミングで土に「すき込み」をすると、枯れた枝葉(有機物)が土壌に混ざり、ふくよかな土壌ができあがる、ということです。
この農法を指導してくださった方によると、大豆の種を蒔く時は、以下のことを唱えながら、1カ所に種を3粒ずつ蒔くのが良いそうで、私たちもそれを実践して種をまきました。
1粒は、大地のために
(土壌に住む微生物たちの力を借りて土を良くする)
1粒は、動植物のために
(枝葉や実は動物や昆虫たちにも分け与える)
1粒は、人間のために
(収穫する豆は人間がいただく)